親中政権 2014 3 30
オバマ政権は、ロシアに対しては、ライオンのごとく吠え、
中国に対しては、借りてきた猫のように、おとなしい。
2014年3月30日の産経ニュースWeb版には、このようなニュースがあります。
中国の人権活動家に批判されるオバマ夫妻
中国の人権活動家たちは最近、
米国のオバマ政権に対する不満を高めている。
歴代政権と比べて、
中国の人権や民主化問題への言及が少ないだけではなく、
ミシェル・オバマ大統領夫人が今月、
中国を訪問した際、
四川省成都市のチベットレストランで食事をしたことについて、
「チベット問題で中国の演出に協力した」とショックを受けた人が多い。
シリア、ウクライナ問題の対応でリーダーシップが取れず、
「弱腰外交」と国際社会から批判されたオバマ政権だが、
中国の人権問題への対応でも手厳しい評価を受けている。
(引用、以上)
オバマ政権は、親中政権であることの状況証拠が、たくさんあります。
むしろ、中国の影響下にあると言ってよいでしょう。
アメリカでは、公然と、
「重要秘密情報は、ホワイトハウスに上げるな」と言われるようになっています。
これは、日本の民主党政権時代と同じような状況です。
隷従への道 2013 12 31
書名 Newsweek ニューズウィーク日本版 2013 12 24
今日は、「オバマの対中政策は迷走中」という記事の中から、
気になる点を引用しましょう。
「中国の機嫌を取るライス補佐官」
なぜ、ワシントンの対中姿勢とアジア政策は、
ちぐはぐなのか。
理由は、いろいろ考えられるが、
最も説得力があるのは、
2期目のオバマ政権における人材とリーダーシップの欠如だ。
ドニロンに代わって、
国家安全保障問題担当の大統領補佐官に就任した、
スーザン・ライスは、アフリカと平和維持が専門だ。
(中略)
ライスは、東シナ海に言及した時も、
「尖閣諸島」には、まったく触れないなど、
中国のご機嫌取り的な発言が目立った。
これは、彼女の前任者や、
国務省や国防総省の専門家の姿勢とは、
明らかに異なる。
(引用、以上)
確かに、軍事力では、優勢ですが、
精神的には、アメリカは、中国の属国になりつつあります。
私は、2013年3月10日に、
「共和党の不満」という文章の中で、
「オバマ政権は、親中政権である」と指摘しています。
だからこそ、日本が、対中国の問題で、
アメリカを当てにするのは、大きな間違いです。
日本が、オバマ政権に対して、
「中国問題で困っている」と言っても、
親中政権であるオバマ政権は、当惑するだけです。